【桑名市】多度の定番お土産『八壺豆(やつぼまめ)』に、抹茶味の『抹茶豆』があるのをご存じでしたか?
多度大社から徒歩8分ほど、多度豆とも言われる多度の郷土菓子「八壺豆(やつぼまめ)」を作る『西大黒屋』を訪れました。
「八壺豆」は、多度大社の参詣者のための土産菓子として江戸時代に考案され、今も多度の名物菓子として親しまれています。今では、「八壺豆」を作る所は数件となり、機械化も進む中、『西大黒屋』では江戸時代からの製法を守り、80歳代の11代目女将の手作業で、すべてを一人で切り盛りされています。
昔懐かしいたたずまいのお店。
その他、こちらも多度の名物菓子「紅梅焼」や、美味しそうなお菓子たちが並んでいました。
定番の「八壺豆」と、抹茶味の「抹茶豆」を購入しました♪
中を開けると、こんな感じです。禊(みそぎ)の場として信仰された多度山の清流・八壺渓谷、その滝の飛沫(しぶき)をかたどっているそう。
大豆は十勝産『とよまさり』を、黒糖は沖縄波照間産を使用するなど、厳選された国産の材料のみで作られています。
大豆を炒り、上質な水で黒糖を溶かした蜜をぬり、きな粉をまぶす・・この作業を15回繰り返す、白砂糖で包みこんで完成。江戸時代から変わらぬ製法で手間暇かけて作られた「八壺豆」は、素朴で柔らかく、優しい味がします。
そしてこちらの「抹茶豆」は、ほんのり甘い素朴な八壺豆の外側に、上白糖の変わりにほろ苦い三重県産の抹茶がたっぷりまぶしてあり、珈琲にも良く合いそうな少し大人の味。ひとつ口に入れ、じっくり味わい、また一つ、また一つ、ついつい手が伸びてしまう魅惑のお菓子でした。
お近くを訪れた際はぜひ、立ち寄ってみてくださいね♪
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