【いなべ市】魅惑の「りんごクリームドーナツ」。『ヤマネコベイク』は、自家製天然酵母と国産小麦を使った小さなパン屋さん♪
いなべ市北勢町阿下喜の、「いなべ市役所・にぎわいの森」の近くにある『ヤマネコベイク』を訪れました♪
『ヤマネコベイク』は、自家製の天然酵母と国産小麦、出来るだけ安心な素材を使った手作りパンを、ご自宅の玄関口で販売されている小さなパン屋さんです。以前からとっても気になっていたのですが、基本的に週1回のみ営業されているためなかなか機会を持てず、やっと訪れることができました♪
以前は日・水曜日の営業でしたが、2024年からは水曜日のみの営業となっています。臨時休業や営業日の変更などは公式インスタグラムでチェックしてから訪れた方が良さそうです。お店の場所は少しわかりづらく、Googleマップで調べて行くと少しずれて案内されてしまいました。下の写真手前にある白い柵沿いに右に曲がり、細い道を進んだ先にあります。
駐車場は4~5台ほど停められるスペースがあります。
お店にたどり着くと、お店の名のとおり、たくさんのネコが出迎えてくれます。中に隠れていて見えない子もいますが、天気の良い日は縁側でゆったり日向ぼっこをしている子もいて、なごみます。
玄関を開けると、パンの香りが広がるオシャレな店内。
それぞれの名前が書かれたポップには、「ミカン」「シソ」「カボス」などの丸いシールが貼られています。この丸いシールに書かれた果物や植物の酵母を使われているとのことです。
季節によって酵母の材料が変わり、旬の果物や植物を使った酵母を5種類ほど作っているのだそう。風味が残るものも中にはあるようですが、基本的には材料の風味は残らず、酵母の状態を見極めてそれぞれのパンの特徴に合うものを選んでいるのだそうですよ。
材料にチーズを使ったパンもありますが、基本的には卵・乳製品を使わないものがほとんどです。
個性的なパンたちが香り良く並んでいて、どんなパンなのか、どうやって食べるのが美味しいか、と丁寧に教えていただき、ゆっくり選ぶことができました。
ドーナツは、プレーンの「酵母ドーナツ」と、季節限定の「りんごクリームドーナツ」があります。「りんごクリームドーナツ」は、注文してからクリームを詰めるので少し時間がかかります。「冷蔵庫に入れたり、時間が経ってしまうと生地がしっかりしてしまうのでできるだけ早く食べてくださいね」とのことでした。
全部食べてみたいですが、迷いながら今回はこちらを購入しました。プラスチック削減のため紙袋での提供です。たくさん購入したい方はマイバックを持参していくと良さそうですね。
「りんごクリームドーナツ」は家に帰るまで待ちきれず、車の中でぱくり。優しい甘みの豆乳カスタード、りんごをはちみつで甘煮にしたものがたっぷり入っています。ふんわりもちっとした生地と、とろとろのクリームの中にりんごの食感が少し残っていて、感動の美味しさでした。
その他は家に帰って翌日の朝食に。
「シャンピニオン」とは、フランス語で「マッシュルーム」という意味なのだそう。きのこのような可愛い形にほれぼれします。店主さんのお話によると、基本はバゲットの生地で作られていて、上と下の食感の違いを楽しんで欲しい一品とのこと。中をくりぬいてシチューポットパンとしても美味しいですよ、と教えてくれました。上の部分はせんべいのようなザクザク、下はもっちり食感で、噛めば噛むほど小麦の良い香りとうま味を感じました。
「豆乳ブールレーズン」は、豆乳の水分量が多いため、タッパー等に入れて2~3日持つそうです。モチモチの生地に瑞々しいオーガニックレーズンがたっぷり入っていて美味しい。
「胡麻団子パン(焼芋あん)」は、トースターで2分ぐらいずつ転がしながら全部で10分ほど温めると美味しいですよ、と教えていただいたとおりにしてみると、中の焼芋あんがねっとりトロトロで温かく、胡麻がカリっとして焼き立てのような美味しさでした。いなべの農家さんが育てる有機栽培のサツマイモが使われていて、甘味も濃くしっかりと感じられました。
身体に優しいこだわりの食材が使われ、丁寧に、愛情をこめて作られているのを感じるものばかりでした。皆さんもぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか。
ヤマネコベイクはこちら↓