2020年10月19日3時28分頃、地震がありました。震源地は岐阜県美濃中西部で、地震の規模（マグニチュード）は４．１と推定されています。桑名市・いなべ市では震度１との事ですが、真夜中に起こった突然の地震に驚いて目を覚まされた方も多いのではないでしょうか？いつか地震が来るかもしれない…と、この地震をきっかけに少し考えてみませんか？

「地震に備える」と一口に言っても、家具の固定、食料品や衛生用品の備蓄、万が一家族がバラバラになってしまった際の連絡方法など、考えるべき事はたくさんあります。まとめて全てやろうとなると大変ですが、１つずつ、例えば寝ている上に物が落ちてこないか？我が家の家族構成だとどんな物をどれぐらい備蓄すれば良いのか？「災害用伝言ダイヤル」の使い方を家族でチェックする…など、まずは備えることの大切さを意識して始めてみる事が大切です。

よく「１人３日分以上の備えをしておきましょう」と言われますよね。これにはちゃんと理由があって、人命救助は災害が発生してから７２時間を経過すると生存率が著しく低下すると言われています。その為、この災害発生後の７２時間は救助・救援活動を優先させるため、物資の支援は遅くなることから、各自で備蓄をしてほしいということなのだそうです。（南海トラフ巨大地震の場合は想定される被害が大きいため、１週間分が望ましいと言われています。）詳しくはこちら

三重県民なら誰しもが、いつかは南海トラフ巨大地震が来るかもしれないと思っていることでしょう。ですが、それがいつ来るかはわかりません。昨夜の地震をきっかけに、まずは出来ることから「地震に備える」ことを始めてみませんか？

前の記事へ

記事一覧へ

次の記事へ